いつもの散歩コース上にあるんですが、自宅から歩いて15分くらいの場所にある最寄りの城跡。今朝も歩いてきました。
時は戦国時代。
当時この地方には一向宗が広がっていて、信長の意向に反抗していました。
信長は、長島の一向宗門徒に対する備えとして、弟の信興にこの古木江に城を築かせ、門徒勢力の分断をはかりました。
信興がこの城を守っている時に弥富の服部党や近くの農民に囲まれ６日間戦いました。しかし兵力が少なく城に攻め込まれ、櫓に上がって自害したと「信長記」には書かれています。地元では城外で討ち死にしたと伝えられています。
朝露に輝く田んぼに囲まれた城跡。
無念の思いを抱いて散った武者の魂を慰めているかのようでした。
FUJIFILM X-Pro3
Voigtländer NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount
