エイチ氏の日常

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば

陰翳礼讃

玉屋は「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と謳われたほどの、関宿を代表する大旅籠のひとつです。江戸時代に建築された貴重な旅籠建築に当時使われていた道具類や庶民の旅に関する歴史資料等を常時展示されていて、江戸時代に栄えた旅籠の姿を再現されています。
敷地内の土蔵では「東海道五十三次」で有名な安藤広重の浮世絵も見ることができました。
写真の窓は虫籠窓(むしこまど)といって、漆喰で塗り込めた格子窓です。
この関宿では様々な形をした虫籠窓がありましたよ。

この関宿は自宅からクルマで約45分。
何度も通うことで見えてくる部分があります。
じっくりと撮影したい場所です。

三重県亀山市東海道関宿(旅籠・玉屋)
SONY α9 / SONY FE50mmF1.2 GM